長くて短い砂丘の闘い

さて不発感たっぷりで終わった2021年最後の定例のDuneなんだけれども
私、ハルコンネン視点で何が起きていたかを語っていきたいと思う。
といってもきちんと記録を残していたわけでもないし、記憶力も日々衰えて曖昧な人になっていっているのでまあ思い出せる限りということで。

長すぎ…

 

プレイ前の思い
 ハルコンネンといえば特徴は以下のとおり
 ・第一ターン電撃勝利が狙える数少ない勢力(※)で、狙える中で1番可能性は高い
   ※狙える勢力はアトレイデス(とベネゲセリット!)
 ・序盤は手札と裏切者の圧力でかなり有利に展開できる
 ・中、終盤は他の勢力も手札が整ってくるし、資金も潤沢になるので優位性が失われる
 ・同盟としての価値は低く、おそらく6勢力の中で最も魅力がない
 ・序盤の脅威があるので、ナ・バロンのフェイドラウサは確実にどこかの裏切者
 ここから、第一ターンギャンブルを仕掛けるかどうか、カードと裏切者で決めようと思っていた

セットアップ
 裏切者について
  引いたのは以下のとおり
   Beast Rabban
   Stilgar
   Caid
   Wanna Marcus
  最大のライバル、アトレイデスの裏切者を引けなかったのは残念だが、自陣Rabbanを引けたのは大きい
  Stilgarは非常に良いのだがここは優秀なリーダーが多いので決戦兵器としては使って来ないだろう
  Wanna Marcusは金太郎飴なので無価値といってもいい
  Caidも3番手なのでパッとしない
 後付けコメント
  アトレイデスのリーダーは終盤クイサッツハデラッハによって無効化される可能性が高い
  特に序盤に使って明かしてしまえば尚のこと
  扱いはなかなか難しい
  Caidについてパッとしないと言っているが、どんな低位のリーダーでも捕獲して絞っていけばいずれ出てくる
  この辺り、どこを攻めてリーダーを捕獲していくかの戦略につなげるべきである
 初期手札
  ラスガン
  シールド(だったと思う)
 最強の武器、ラスガンをアトレイデスに知られることなく入手した
 これは大きなアドバンテージ
 戦う準備は整ったが見られていないラスガンはまだ使いたくない
 早めに別の武器を入手したい

第一ターン
 ギャンブル可能か
  第一ターンギャンブルを仕掛ければ確実にギルドがカルタゴを襲撃する
  電撃のギャンブルを仕掛けていいかどうかは、手番順とギルドにかかっている
  ・自分が最終プレイヤーか
  ・ギルドは何枚カードを買ったか
  ・ギルドの裏切者を引けたか
  ・ギルドはいくら金を持っているのか
  今回はギルドの裏切者を引けず断念したがこれは判断基準としてはもっとも劣位なものなので無視してもよかったかもしれない
  それ以上に第一ターンゲーム脱落というのを避けたかったという気持ちの方が大きい
 ビッディング
  アトレイデスに見られたカードはクリスナイフ
  見られなかったのはクローン
  アトレイデスからするとこのカードを2でハルコンネンに落とさせるべきではない
  予知能力を有効に使うためにも武器防具は揃えたいところ
  カードは2回落札するべきだったが少しケチってしまった
 スパイス収穫へ
  ギャンブルは中止したので無難にスパイス収穫にでかける
  カード内容を知られたくなかったのでアトレイデスと戦うのは避けた
  だがクリスナイフを見られているのだから仕掛けてもよかった
  結局誰とも争うことなく収穫は終わった
 総括
  スーパーヴィランハルコンネンらしくない穏当すぎる開幕
  これは皇帝もギルドも困るだろうなと思った
  序盤にこそ優位のあるハルコンネンとしてはもっと仕掛けるべきだった
第二ターン
 ビッディング
  順当に武器防具を手に入れていく
 戦闘
  スパイス収穫を巡ってフレーメンと小競り合い
  勝利を諦めたのでリーダー死なず、無効化カードを廃棄したように思う
 総括
  相変わらず動きがない
  戦力も大きく削がれたりはしていないが流石にハルコンネンとしてまずい
  次ターン少し動くことにする
第三ターン
 ビッディング
  手札が一杯になる
  シールド2枚が集まったので2枚になったプロジェクタイルで優位に進められることに気づく
  ただ毒は持っていない
 ネクサス
  動きがないままネクサスが発生した
  ここまでに優位な状況を造れていないハルコンネンはアピールポイントがない
  アトレイデス=ギルド
  皇帝=フレーメン
  の同盟が形成され余り者同士の
  ハルコンネン=ベネゲセリット同盟が結成された
 移動
  ここで仕掛けることにする
  アラキーンかタブルかハバンヤか
  周囲の予想はアラキーンだったようだが、ここでもアトレイデス戦を避けて
  10戦力を持つ皇帝のハバンヤに8戦力で仕掛けた
  アトレイデスの同盟であるギルドの報復を避けたというのもある
  結果的には成功したのだがこの仕掛けは判断時点では不正解ではなかったかと思う
  同盟で余り者になったことで功を焦っていた
  お楽しみの戦闘
   プロジェクタイルしか持っていないのでボイスを使ってシールドの使用を阻止した
    ここで皇帝プレイヤーから大きなヒントを得る
    シールド使用不可で動揺があったのである
    ということはシールドは持っている
    それは3枚目のシールドで残りは1枚しかない
    であればプロジェクタイルならば他の陣営のリーダーも殺せる可能性が高い
    今後に活かすことする
   これで敵のリーダーは無力化したので最大戦力を投入してきても10
   フェイドラウサを使って5戦力投入すれば勝てるはずだ
   ただし以下ではなかった場合に限る
   ・フェイドラウサが武器で殺される
   ・フェイドラウサが裏切者
   まず武器で殺されたらそれは仕方ないと考えた
   次に裏切りについてだが元々フェイドラウサは信用していない
   ここは決戦なので裏切者ならば権利を行使してくるはず
   早く見極めるためにも安全確実なラバンの温存を決めた
   結果、バシャールによるマウラピストルの射撃をシールドで防いだフェイドラウサがクリスナイフで一撃
   (確か)8戦力を投入した皇帝を(5+6)戦力でハルコンネンが下しハバンヤはハルコンネンのものとなった
   捕獲したリーダーはフェンリング伯
   スパイスにするか迷ったことでベテランプレイヤーにはフェンリング伯であることはばれてしまった
   皇帝の戦力を一時的に大きく削いだのだが、皇帝はフレーメンとの同盟で回復力を得ていたのでこの点でも失敗だったと言える
   ただ皇帝のリーダーを二人削ったことは大きかったしハルコンネンとしての戦略の柱も再認識した
 総括
  得意げに長々と書いたがハルコンネンとしての闘い方の指針を今更ながら確認したターンだった
第四ターン
 そろそろアトレイデスと
  カードも減らなかったので購入はなし
 移動
  アトレイデスが他の陣営と戦うのを見ているとどうも攻防のカードが出てこない
  シールドも抑え込んだのでリーダーは倒せる可能性が高いと踏んででスパイス争奪戦に兵を送り込む
  お楽しみの戦闘その2
   この時点で兵力
    アトレイデス2
    ハルコンネン3
   スパイスは6個ブロウしているので2戦力を残せれば全収穫可能
   ボイスは毒を使うなを行使
   さっきシールドを見せているのでこれでプロジェクタイルは使っても無意味と判断するはず
   ここは裏をかいて無効化カードを消費しにいく
   アトレイデスの予知は武器カードなのでクリスナイフと回答
   「さっきと同じ構成(クリスナイフ&シールド)か」と周囲の声
   期待通りの予想ありがとう
   これで最後の1枚とはいえ可能性が残っていたプロジェクタイルが使われる可能性もさらに減った
   シールド3枚は所在が分かっているからリーダーを倒せることに期待して相手は最大2戦力を投入してくるのでそれを上回ればよい
   幸い余剰戦力が1あるのでスパイスを使わずともイアキンネフドと合わせて2.5で勝てる
   シールドの最後の1枚で防御されたら所在も確認できるし仕方ないが多分ない
   負けてもカードは2枚あるプロジェクタイルのうち1枚を失うまで
   結果、負けを覚悟した相手はユエを投入
   捕獲したリーダーはガーニーでこれはスパイスにした
   しばらくは(このペースだとおそらく最後まで)帰ってこられまい
 総括
  やっぱりこのゲームの戦闘は楽しい
  そして特に読み切ったつもりの場合は非常にドキドキする
第五ターン
 ネクサス
  再度ネクサスが発生するも同盟関係はそのまま
 砂虫
  ハバンヤから同盟であるベネゲセリットを追い出す結果になってしまったので追い出された戦力が食われてしまった
  この点でもハバンヤ攻めは失敗だった
 移動
  アトレイデスに対してリーダー確殺を確信したので粘着することにした
  これは発言しなければ多分本当に実行できていたのではなかろうか
  警戒させてしまった
  何事もなくスパイス収穫へ行くがギルドに襲われる
  お楽しくない戦闘
   勝てない戦力なのでシールドの所在だけ確認してカスカードを処分することにする
   ボイスはシールドを使え
   シールドは出てこなかった
   武器カードを聞かれるが使わない宣言
   アマンフドゥ死去
 総括
  余計な事言うんじゃなかった
  特に汚い作戦は腹に抱えるべし

ここで時間切れで終了
 後でアトレイデスがファミリーアトミクスを持っていたと知って冷や汗をかいた
 粘着さえできれば防げたとはいえ、失敗すればカルタゴの戦力が吹き飛ぶことになったので敗北が大きく近づいたことになる

ハルコンネン視点の総括
 戦闘を仕掛けて仕掛けてリーダーを削り、裏切者が出るまで絞るという戦略でよいのではないかと思った
 同盟発生までになんとか「ハルコンネン有利」の風を吹かせておかないといけない
 早仕掛けで失敗してもいけないしその辺は難しいが面白いところ

というわけで本当に得意げに長々と語ってしまい不愉快になった方には申し訳ない
そんだけ楽しかったんです