2020年度第二回合宿

すでに一週間以上が経過してしまったが、なんとなく思い立ったので書いてみる。

今年度 第二回の合宿は、残念ながら熱発で参加できなかったメンバが出たこともあって、5人での行程となった。

急遽5人になったことでテーマをどうするか出発当日に考えるはめに。

Descent 2ndとか1830とかディマッヒャー(読み方が正しいかは甚だ疑問)が挙がったが結局以下の2本でいくことにした。

 

1日目

初日 マンションズオブマッドネス

1stではゲームのオーナとして悪役になり、常に全プレイヤーのヘイトを集める役回りだったが、今回は全員協力、システムが敵ということで同じ側に座ることを許された。

初回プレイ、ゲーム開始後、アプリに1stを持っている登録をしていたことを忘れ、出てくるはずのモンスターがない!という事態になり一度ご破算になってしまった。

何もなかったことにし、アプリの登録を修正して「知ってしまったものは仕方がない。」ということで直前のプレイの記憶を利用して(ずるい)進行したのだが、この知識が災いした。(笑)

情報も得ていたし(!)、無用に手を出す必要もないと思ってやらなかったことが、後々大惨事を招くことに。

ただそれでも最後は這う這うの体で逃げ延びることができ、初戦(!)は人類の勝利に終わった。

勢いにのった我々は、続けてロングシナリオに挑むことに。

ところがこれが捜査系なんだけど手がかりが一向に集まらない。

最終的に判断をミスって、ボード全体阿鼻叫喚。さらには全員が狂気に陥って、他人の勝利条件で疑心暗鬼になる始末。

最後はよくわからん形で終わって、多分誰も勝てなかった。(だってよくわからなかったんですもの)

 

2日目

二日目 オランダ革命

約12年ぶりのプレイ。随所のルールはそこそこ覚えているものの、流れを相当忘れている。

インストに半日かかり第0、第1ターンに時間がかかってしまい、終わるのかこれ?って思ったけど終盤にはスムースになった。

プレイは最初から全員初心者のような(ホントの初心者もいたんだけど、経験者も12年前だから…)怪しい流れ。ハプスブルグたる私が序盤でまさかのフランドル地方軽視で改革派に圧倒され、序盤に2番手の席を与えられているはずがズルズルと後退していく。経済基盤をオーベレルエイセに求めたため、そこを得点基盤とするブルジョワが割を食い、カトリックも守ってくれるはずのハプスブルグが頼りないので実弾(現金)投入でしのごうとする。張り子の虎に見えるカトリックとじわじわと力をつける貴族、序盤貧乏でなかなか身動きのとれないはずの改革派は、おそらくは本来の地位より高めで進行。

そんなこんなで最終局面。カトリックは前のターンに毒饅頭のケルンを改革派に食べさせ1位に祭り上げて手番順の圧倒的不利を与える。

(改革派は初プレイ。手番の不利を取らされることにこの辺りから気づいているものの、巧妙に敗北を装うダーティトリックの使い手の策に嵌まる)

貴族もダッキングが仇となって都市の伏兵を包囲され得点源を失い、各地でも貴族狩りが行われていく。

ケルンを奪還して圧倒的となったカトリックに勝負あり!と思えたが、ブルジョワの放った一矢でケルン陥落。都市はないものの軍隊展開に成功し土地持ちにもなったハプスブルグがほくそ笑む。

さて最終集計…ハプスブルグ、カトリックに0.05点及ばずの2位。しかし0.05点差か…初めて見た。

まああの一矢がなければ結局圧倒的だったわけだが…

それにしてもブルジョワにはすまんことをした。

 

おまけ1

我々のコミュニティはトリックテイクをやらない(というか知らない)んだけど、このゲームは内内での評判が高い。

基本的な戦術とかを知らないのでよく困ったことになって失敗も多いんだけど非常に面白い。

メンバーの一人曰く、「協力型最大の難点である奉行問題が解決されているのがいい」とのこと。なるほど。

2日ともメインのゲームのあとでプレイした。

最後は疲れて、自分が出したいスートのことしか考えられなくなってて、他のスートのキーカードの所在が全然わからなくなったんだけど、周りのプレイヤーの働きで無事宇宙へと飛び立った。先は長いらしい。

これ一人で全員の手札知ってても私にはできないんじゃないかなと思う…

 

 

おまけ2

今回は急遽2名の欠席が出たことで、用意していたモツ鍋の具の一人当たりの割り当てが大幅に増加した。

おいしかったんだけど、ものには程度というものがある。しかもモツだぞモツ。

帰宅後しばらくは少食になった。